2022年2月、家族4人(私、妻、娘4歳、息子1歳)でホテルインディゴ箱根強羅のデラックスツインリバーサイド露天風呂付に宿泊した時の宿泊記になります。
ホテルインディゴはブティックホテルブランドであるため「子連れでも大丈夫かな」と心配していましたが、客室露天風呂や混浴大浴場など子連れに嬉しいポイントがたくさんあり、むしろ子連れにおすすめのホテルでした!
目次
ホテルについて
ホテルインディゴ箱根強羅は、2020年開業の箱根・強羅にある高級リゾートホテルです。
「ホテルインディゴ」はインターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)のホテルブランドの一つです。コンセプトは「ライフスタイル・ブティックホテル」で、ホテルの施設、料理などの至る所にネイバーフッド(箱根)の文化や歴史が散りばめられています。
ちなみに箱根強羅にある外資系ホテルだと、ホテルインディゴから車で5分ちょっとのところにハイアットリージェンシー箱根があります。
2021.03.13
ハイアットリージェンシー箱根 – 子連れ宿泊記(2021年3月)
2021年3月、家族4人(私、妻、娘3歳、息子0歳)でハイアットリージェンシー箱根のマウンテンビューツインルームにポイント宿泊した時の宿泊記...
アクセス
電車を利用される場合は、ホテルー小田原駅間で無料シャトルバスが運行していますので、小田原駅から向かうのがおすすめです(バス乗車時間は30分程度)。
その他アクセスの詳細は公式サイトにてご確認ください。
駐車場
ホテル正面に平置きの無料駐車場があります。駐車場を使用するにあたり事前の予約は不要です。
IHGプラチナエリート会員特典
私はインターコンチネンタルアンバサダープログラムに入会しておりIHGプラチナエリート会員のため、以下の特典を受けることができました。
- 客室アップグレード(室内風呂→露天風呂)
- ドリンクチケット(人数分)
- レイトチェックアウト(11:00→14:00)
今回はポイント宿泊で一番スタンダードな「デラックスツイン ヒルサイド温泉風呂付」を予約していたのですが、ワンランク上の「デラックスリバーサイド露天風呂付」にアップグレードしていただけました(宿泊当日の朝にIHGのアプリで確認することができました)。
またチェックイン時に人数分のドリンクチケットをいただきました。ワイン、スパークリングワイン、ビールもOKです。私たちはレストランでの夕食時にドリンクチケットを使用しました。
それと一番嬉しいのがレイトチェックアウトです。通常の11:00チェックアウトだと朝食後すぐにチェックアウトしなければいけない感覚ですが、14:00チェックアウトだったので、部屋でだらだらしたり露天風呂に入ったりしてのんびり過ごすことができました。
客室(デラックスツインリバーサイド露天風呂付)
今回宿泊した客室がこちらになります。38平方メートルの広さがあり、家族4人でも快適に過ごすことができました。
壁紙に強羅の街のモノクロ写真が使われていたりとブティックホテルなだけあって少し変わったインテリアです。
子どもたちと添い寝をするので、ベッドはハリウッドツインにしていただきました。
クローゼットには大人用、子ども用それぞれの浴衣が用意されていました。
足元にはサンダルも。子ども用のサンダルが可愛いかったです。
こちらはチェックイン時にいただいた子ども用のアメニティセットです。
可愛いクマの絵が付いたスリッパにタオルに4歳の娘は大喜びでした。こういった子ども用のアメニティセットが用意されているのは子連れに嬉しいポイントです。
客室のテレビにはあらかじめYouTubeやNetflixのアプリが入っているので、ご自身のアカウントでログインすれば自宅と同じように利用することができます。
子どもの暇つぶし用に旅行時はいつもAmazon Fire TV Stickを持っていくのですが、客室に視聴環境が備わっていれば持っていく必要はありませんね(これも子連れに嬉しいポイント)。
ベッドサイドにはBOSE社製のワイヤレススピーカーが置かれています。
無料のお水やお茶、コーヒーなども備わっています。
ミニバーの上には可愛らしい看板が設置されていました。
トイレです。中に手洗い場もあります。
洗面台です。
アメニティはオーストラリアのスキンケアブランド「Biology」です。
洗面台横の桶の中に歯ブラシなどのアメニティが入っていました。
そしてこちらが客室露天風呂です!
一般的な客室外にある大浴場だと、子どもを連れていくのが大変だったり性別の問題があったりと気軽に入りにいけないのですが、部屋の中に露天風呂があればいつでも気軽に周りの目を気にせず温泉に入ることができます。
客室内露天風呂、子連れには最高の環境です!
お風呂の大きさは家のお風呂より少し大きい程度で、家族4人入るとギリギリな感じでした。
なお、温泉は蛇口をひねることで出てくるのですが温泉自体はけっこう暑いので、冷めるまで待つか冷水を入れて入りました。
露天風呂からの眺めです。強羅の街並みと自然が広がっています。
ただ、向かいの街からお風呂が丸見えなので、露天風呂に入る時はすだれを下ろして入ることをおすすめします(客室内にも注意書きがありました)。
夜はバス停ビューです。
食事(リバーサイド・キッチン&バー)
ホテル内にはレストランが1つあり、それがこちらの「リバーサイド・キッチン&バー」です。
朝食、ランチ、ティータイム、ディナー、バーと一日中営業していますが、私たちはディナーと朝食で利用しました。
ディナー
夜の店内の様子です。18:00に予約していきましたが、あまり混んでいませんでした。
さてディナーですが、私と妻は9,000円のコース(4品)を、4歳の娘はキッズメニューを注文しました。
ディナーのタイミングで、チェックイン時にIHGプラチナエリート特典としていただいたドリンクチケットを利用しました。私はスパークリングワインをいただきました。
コースメニュー1品目の「相州和牛のスライス」です。
コースメニュー2品目の「インディゴオリジナル 魚介とビーツのコトリヤード」です。
コースメニュー3品目の「USプライムビーフステーキ マッシュポテト添え(150g)」です。写真の岩盤プレートには2人分乗っています。
コースメニュー4品目の「キャラメリゼした林檎とムース」です。
コースメニューの4品全て美味しかったのですが、お肉が美味しいのは当たり前として、個人的にはコトリヤードがとても美味しくて好きな味でした。
こちらは4歳の娘が注文した「サーロインのサイコロステーキ(125g)」です。
キッズメニューとは思えない見た目とボリューム感!一口いただいたのですが、思っていた以上に柔らかくて美味しかったです。
こちらは4歳の娘と1歳の息子が注文したフルーツゼリーです。ただのゼリーが出てくると思っていたのですが、ゼリーの上にたくさんのフルーツが乗っていました。
朝食
朝食時の店内の雰囲気です。夜の落ち着いた感じとは異なり、明るくて開放的でした。
天井を見ると箱根の伝統である寄木細工が至る所に使われていました。
朝食はハーフビュッフェのため、ビュッフェ台の料理の数はあまり多くはありません。冷菜やパン、フルーツ類が中心です。
こちらはパンコーナーです。
スープ、焼き野菜、生野菜もあります。
私と妻は「ネイバーフッド和食弁当」(3,800円)を注文しました。写真中央に写っている木箱2つが和食弁当ですが、ビュッフェ台から取ってきた冷菜類と合わせるとこの豪華さ!もうお腹いっぱい大満足でした!
ちなみに名前に「ネイバーフッド」と書かれている通り、ホテル半径10km圏内の地元食材がふんだんに使われています。メニューの詳細は公式サイトにてご確認ください。
食物アレルギー対応
1歳の息子が小麦、卵、乳のアレルギー持ちのため、普通のレストランだとなかなか食べれるものがありません。
ホテル宿泊時は毎回事前にホテルに問い合わせをしているのですが、ホテルインディゴ箱根強羅ではなんとアレルギー対応の特別メニューを用意していただけました!(依頼する場合は遅くとも前日までに連絡する必要あり)
上の写真はディナー時に用意いただいた料理で、牛肉100%のハンバーグ、野菜のスープ、白米です。1歳の息子は美味しそうに食べていて、ホテルにはもう感謝しかありません。
翌日の朝食もアレルギー対応メニューをお願いしようと思っていたのですが、ビュッフェ台にフルーツやいつも食べているヨーグルトなどがあったため、お願いしませんでした。
温泉大浴場
温泉大浴場はホテルの1Fにあります。この辺りでは珍しい水着着用の混浴です。
大浴場の真ん中にはどーんとソファが置いてありました。
※ここの施設は撮影OKのため写真を撮っています。
それなりの広さがある大浴場です。
サウナもあります。
大型モニターが設置されているところもありました。いやもうこんな大浴場見たことないです(笑)
足湯&カフェ
レストランの外の中庭には足湯があります。
箱根の自然を眺めながら足湯をするなんて最高ですよね。こちらでもフードやドリンクをいただくことができます。
足元はこの通り足湯です。娘とのんびり楽しみました。
セブンイレブン(徒歩5分)
川を挟んだ向かい側にセブンイレブンがあります(徒歩5分)。ホテル内には売店が無いので、日用品や飲み物などを買うのに重宝しました。
ホテルからコンビニに向かう途中の橋です。この辺り夜は真っ暗になるのでコンビニに行くなら日中がおすすめです。
まとめ
- 全室温泉風呂付きの客室
- 混浴大浴場は温水プール感覚で子連れに最適
- 箱根の文化や歴史を感じるインテリアや食事
宿泊前は「ブティックホテルなんて子連れにはどうなの?」と思っていたのですが、過ごしにくさは一切なくてむしろ子連れにおすすめなホテルだなと感じました。前述した通り、客室露天風呂(一部の客室は室内温泉風呂)や混浴大浴場は子連れにとっては非常に使い勝手の良い施設です。
実際、小さなお子様連れの宿泊客もけっこういたので、子連れでも安心して過ごすことができました。
箱根というと我が家の定宿はハイアットリージェンシー箱根だったのですが、ハイアットにはない客室露天風呂と混浴大浴場を備えているホテルインディゴは競合必須のホテルです。
「次はやっぱりハイアットかな?」「いやでもインディゴもすごい良かったし迷うなぁ」、そんな会話を妻としながら帰路についた今回の箱根旅行でした。
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