コロナ禍の現在、私は今年の4月から基本的にテレワーク(在宅勤務)しています。
在宅勤務を始めた当初は慣れないことも多かったのですが、今では在宅勤務が当たり前になりました。
この記事では、子持ち社内SEの私が感じている在宅勤務のメリットとデメリットについて書きます。
目次
私の仕事と家庭環境について
在宅勤務のメリットとデメリットについて述べる前に、まずは私の仕事と家庭環境についてまとめます。
<仕事>
・職種 :社内SE
・通勤時間:1時間弱
・出社頻度:1〜2回/月
・残業時間:約30時間/月
<家庭環境>
・家は賃貸で2LDK
・長女は保育園に登園
・妻は下の子の育児のため育休中
テレワーク(在宅勤務)のメリット
それではまずは、在宅勤務によるメリットについて紹介します。
家族と過ごす時間増えた
往復2時間の通勤が無い分、家で家族と過ごす時間が増えました。
現在妻は育休中のため、お昼は基本的に一緒に食べていますし、夜も仕事が終わっていても終わっていなくても家族全員で食べることができています。
平日のお昼に妻と一緒に食事をするなんて今までは考えられませんでしたが、在宅勤務の今はそれが当たり前になりました。
自宅周辺にはいろいろな飲食店があるため、妻と「今日は何テイクアウトしようか?」などと会話しながらお昼の時間を楽しんでいます。
通勤という最大のストレスから解放された
社会人になった時から、私にとっての仕事上の最大のストレスは通勤(満員電車)でした。
2年前に現在の会社に転職してからは、「通勤地獄」から比較的解放されているのですが、それでも通勤はストレス以外の何者でもありません。
しかし在宅勤務によって、この「通勤地獄」から解放されました!
通勤時間を他のことに有効活用できますし、ストレスもゼロになりますし、まさに一石二鳥です。
とはいえ、今でも月1〜2回は通勤していて、たまにの通勤が逆にリフレッシュになったりしています。
自分好みの仕事環境で仕事効率UP!
在宅勤務生活を始めて半年以上が経ちますが、今では会社以上に快適な仕事環境を作ることができました。
私の会社はオフィス環境に結構うるさくて、業務に必須ではないかつ発火の危険性があるようなもの(モバイルバッテリー、USB扇風機など)は使用不可のため、少し不便さを感じていたのですが、在宅勤務であれば仕事環境は自分の好きなように作ることができます。
暑ければ冷房を強め、寒ければ暖房を付けたり足元にホットマットを敷いたりすることができますし、仕事に集中できるような音楽をかけながら仕事をすることもできます。
また、デスク、チェア、ディスプレイも自分の好きなものを使用でき、デスク周りには自分の好きなものを置いて気分良く仕事をすることができます。
仕事環境を変えたいなと思った時は、自室からリビングやベランダに移動して仕事をしたりしています。
テレワーク(在宅勤務)のデメリット
次に、在宅勤務によるデメリットについて紹介します。
運動不足になりがち
在宅勤務の場合、意識して外に出て運動したりしないと、朝から夜までずっと家で過ごすことになり運動不足になってしまいます。
私は通勤時は往復1時間は歩いていて、1日平均10,000歩以上は歩いているのですが、家から一歩も外に出ないと2,000歩程度になってしまいます。
ただし今は、毎朝の娘の保育園送迎と、意識的にお昼休み中と夜に散歩をしているため、1日平均8,000歩程度は歩けています。
コロナ禍以前はジムに通っていたのですが、今ではジムでもマスク着用が必須になってしまっていて、さすがにマスクをしてまでジムで運動はしたくないので休会中です。
たまに会社で仕事をすると落ち着かない
家で誰にも邪魔されず、誰にも見られていない環境下で仕事をするのに慣れてしまったため、たまに会社に行って仕事をするとなんだか落ち着かず家より仕事が捗らなかくなってしまいました。
また、もはや会社より家の方が仕事に集中できる環境が出来上がっているため、その点でも会社での仕事は効率が落ちてしまいます。
物理的に会社の環境(サーバやネットワーク機器など)にアクセスする必要がある時や生産拠点への出張時などは会社に行く必要がありますが、日々の業務を遂行する上では会社で仕事をする価値はほとんど無くなりました。
在宅勤務に慣れて転職しずらい
電車に乗って通勤しない、家で仕事をする、妻と昼食を取る、仕事が終わっていても終わっていなくても家族全員で夕食を取る、という在宅勤務ならではの生活スタイルが確立された今、転職することへのハードルが少し上がってしまいました。
私自身、常に”転職”というのを頭の片隅に置いているのですが、転職するとなると流石に最初から基本テレワーク勤務という訳にはいかないと思いますので、そうなると今の生活スタイルが崩れてしまいます。
もちろん転職する以上、生活スタイルは変わるのですが、3歳と0歳の子供を育てながら仕事をするという点で今の生活スタイルは理想であるため、転職しずらい状況になってしまいました。
最後に
5年前にアメリカのシリコンバレーで働いていた時は、社員の1/3は在宅勤務をしていたので、日本でも早かれ遅かれ在宅勤務が浸透するのではと思っていたのですが、まさかコロナがきっかけでそうなるとは思ってもいませんでした。
現在コロナ禍のため、会社から強制的にテレワークをさせられている方も多いと思いますが、本来のテレワークは、”しなければいけない”ではなくて”したければする”です。
テレワークのメリット、デメリットを把握した上で、個々人にとってベストな働き方を選べる時代が来ると良いですね!
以上、子持ち社内SEの私が感じているテレワーク(在宅勤務)のメリットとデメリットの紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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