1966年に発売された「LAMY 2000 4色ボールペン」。50年以上経った今でも全く古さを感じさせないデザインと機能性はまさに完成された一品です。
私自身、10年以上愛用していて現在使っているのが2代目になりますが、4色ボールペンはこれ以外考えられません。
目次
LAMYについて
LAMY(ラミー)は1930年に設立されたドイツの筆記具メーカーです。本社はドイツのハイデルベルグにあります。
公式サイトによると、LAMYの筆記具は全てハイデルベルグで作られていて、製品に使う素材やパーツ、金型なども自社で生産しているようです(内製率はなんと95%)。
LAMY 2000 4色ボールペン
LAMY 2000シリーズは1966年にリリースされたラミーのデザインプロダクト最初のモデルで、今回ご紹介する4色ボールペン以外に万年筆と単色ボールペンもあります。
※今回の記事用の写真撮影のため、3年以上使用しているボールペンをケースに入れています
プロダクト | 価格(税込) |
---|---|
LAMY 2000 ボールペン | ¥8,800 |
LAMY 2000 4色ボールペン | ¥11,000 |
LAMY 2000 万年筆 | ¥33,000 |
ぱっと見では4色ボールペンとは思えないデザインですが、LAMY 2000シリーズは「2000年になっても色褪せないデザイン」をコンセプトに1966年にリリースされたボールペンです。
色褪せないどころか、2021年の現在でもこのデザインを超えるボールペンはそうは無いのではないでしょうか。
ヘアライン処理された美しいデザイン
1つ目の特徴はなんといってもこのデザインです。
磨き上げられた樹脂の表面にヘアライン処理がされていて、高級感がありながらも重厚感ないため、ビジネスシーンはもちろんですが、普段用としてもぴったりなデザインです。
ノックするところもしっかりヘアライン処理されています。クリップにさりげなく刻印された「LAMY」の文字もかっこいいですよね。
ステンレス無垢材で作られたスプリング入りクリップ
2つ目の特徴はこのクリップです。
公式サイトによると、「世界で初めてステンレス無垢材を用いて作られたスプリング入りクリップ」だそうです。
このようにクリップの上部を押すと、
クリップが開きます。
スプリング式なので、胸ポケットなどに簡単に挟むことができます。
振り子式のペン切り替え
3つ目の特徴は4色ボールペンの出し方です。
よく売られている4色ボールペンは色別にクリックするところがありますが(つまり計4つ)、このボールペンにはクリックするところが1つしかありません。
ではどうやって各色のボールペンを出すのでしょうか?
LAMY 2000の4色ボールペンでは振り子式が採用されていて、例えば上の写真のように赤色を上向きにしてクリックすると赤色のボールペンが出てくるようになっています。
私がこの仕組みを知った時、「色褪せないどころか最先端じゃん!!」って思ったことを今でも覚えています。一般的な4色ボールペンのあのダサさが一切なく、本当にかっこいいですよね。
ちなみにマイナスポイントも挙げておくと、振り子式が上手く機能せずにたまに違う色がでてきます。違う色が出てくることに若干ストレスが溜まりますが、このデザインであれば許せます。
ボールペンの替え芯(リフィル)はジェットストリームを使用
LAMY 2000シリーズのボールペンは「4C規格」が採用されています。もちろんLAMYからも替え芯(リフィル)が販売されているのですが、書き味とインクの出がイマイチなため、私はジェットストリームの替え芯を使用しています。
こちらはジェットストリームの替え芯のブラック(SXR-200-07)です。
ジェットストリームの替え芯のラインナップは、ボール径は0.5mm/0.7mm、色は黒/赤/青があります。緑の替え芯がないのでご注意ください。
ちなみに私は各色0.7mmのボールペンを差し込んでいて、緑のところには0.5mmの黒ボールペンを差し込んでいます。
最後に
LAMY 2000の4色ボールペンに出会って10年以上経ちますが、これからもずっとこのボールペンを使っていくつもりです。これが2代目ですが、壊れたらまた買い直します。
価格も手が出せないほど高くはないですので、社会人になりたての方やプレゼントなどにもおすすめです(amazonや楽天なら半値程度で買えます)。
以上、LAMY 2000の4色ボールペンのご紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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