子供の撮影に50mmより35mm前後のレンズを使う機会が増えてきた

カメラ

今回は久しぶりにカメラのお話です。

現在8歳の娘と5歳の息子がいますが、子供たちが生まれた当初は50mm前後のレンズを好んで子供たちの写真を撮っていました。しかし、現在は35mm前後のレンズを使う機会が増えました。

その理由は「子供が成長するにつれて、50mmだと画角が狭くなったから」です。

現在使っているカメラとレンズ

SONY α7C II + FE 40mm F2.5 G

現在カメラはSONYの「α7C IIを使っており、子供たちの撮影時は同じくSONYの「FE 40mm F2.5 G」のレンズを装着しています。

40mmという画角自体に特にこだわりはなく、35mmがあれば35mmを購入していたと思いますが、SONYの小型・軽量の単焦点レンズ三兄弟に35mmが無かったので、一番近い40mmを購入しました。

α7C II + FE 40mm F2.5 Gの組み合わせだと、APS-C機に単焦点レンズを装着しているのと対して変わらない大きさ・重さで、フルサイズ機とは思えないくらい小型なシステムを構成することができます。

子供たちとお出かけする際はこれくらい小型なシステムでないと使いずらいので(もはやカメラを持っていこうとも思えない)、この組み合わせが僕のお気に入りです。

子供が赤ちゃんの頃は50mm前後が使いやすかった

SONY α6400 + E 35mm F1.8 OSS

子供が赤ちゃんのころはとにかく「寄って撮る」ということが多かったです。以下で実際に撮った写真を載せていますが、日々豊かになる顔の表情は毎日のように撮っていましたし、手や足の小ささが分かるような写真もよく撮っていました。

もちろん子供の全身が映る写真もたくさん撮っていましたが、赤ちゃんは物理的に小さいので、50mmの画角でも狭さを感じることはほとんどなかったです。

子供の顔アップの写真

子供の笑顔や寝顔をアップした写真をよく撮っていました。

自分で撮った写真ですが、赤ちゃんのころの笑顔は天使のように可愛いなぁ(笑)

子供の手足をアップした写真

子供の手足をアップした写真は子供が本当に小さかった頃しか撮らなかったですが、撮ると良い思い出になりますね。

今でも小さい手足ですが、赤ちゃんの頃と比べるとずいぶんと大きくなりました。

子供が大きくなると35mm前後が使いやすくなった

SONY α6700 + E 20mm F2.8

子供が赤ちゃんのころは50mm前後の画角がちょうど良かったのですが、子供が大きくなるとやや狭く感じて、現在は35mm前後の画角がちょうどよい焦点距離になっています。

その理由は冒頭でも書いた通り、子供が成長するにつれて撮る子供の写真が変わってきたからです。

まず、子供が歩けるようになって外遊びが増えると、家の中で写真を撮ることより外で写真を撮ることの方が圧倒的に増えました。このブログのタイトルにもある通り、我が家は旅行が大好きで毎月のように旅行しているのですが、記念撮影を撮る時は旅行先の建物や景色を含めて撮ることが多いです。

あとは子供たちの背が伸びたので(赤ちゃんの頃と比べて2倍以上)、全身を写真に収めようとするとある程度距離を取る必要があります。

旅先の建物や景色も含めた写真

旅行だとその場所の看板や背景と一緒に写真を撮りたいので、子供たちに寄って撮るよりも少し離れて撮る必要がでてきます。

顔どアップで撮っても、どこで写真を撮ったか分からないですからね(笑)

こちらは水族館で撮った写真ですが、背景を残しつつ撮影するとこのくらいの画角になります。

野外なら自分自身が必要な分だけ離れれば良いですが、限られたスペースの屋内だとそうもいかないので、35mm前後がちょうど良いんですねよ。

縦撮りで子供の全身が入る写真

あとはこちらの写真のように、子供の服装や子供同士の背の高さの違いが分かる写真を撮りたいため(+背景もある程度入れたい)、縦撮りで子供の全身が入る写真もよく撮るようになりました。

顔だけどアップの写真よりこういった写真の方が思い出に残るんですよね。

ボケ感や明るさについてはどうか?

50mmのレンズは35mmのレンズに比べてf値が小さいものが多く、f1.8のレンズとかよくありますよね。僕が愛用しているFE 40mm F2.5 Gのレンズは、その名の通りf2.5とそこまで明るくはないです。

たしかにf値が小さいレンズの方が、背景がボケたり明るい写真(暗所に強い)を撮ることができますが、僕の撮影用途においてはf2.5もあれば十分です

まずボケ感ですが、前述した通り子供の写真を撮るときは建物や背景も含めて撮りたいので、f値を小さくしてボケ過ぎてしまうと逆に困ります。また、子供2人を撮ろうとした時に2人がきちっと横並びになっていないことも多く、f値が小さいと半歩程度の距離の差でもピントが合っていない方の子供がボケてしまうことが多々あります。

次に明るさですが、これはボケ感と違い明るいほど良いですが(その分暗所に強いということ)、夜真っ暗な場面で子供たちの写真を撮るということは全くないですし、暗いといっても先ほどお見せした水族館やイルミネーションの明かりがあるような場面での撮影です。そのような場面であれば、f値が大きくてもシャッタースピードとISOの設定でほとんどカバーすることができます。

以上の理由から、僕の撮影用途においては小さなf値は必須ではありません。

まとめ

巷では50mm or 35mm論争で賑わっていますが、結局のところ「撮りたい写真」次第なのかなと個人的には思います。

もともと50mm前後の画角は大好きなので、出番は減ったものの用途に応じて使っていきたいです。

 

Ken

旅行・ホテル好きな30代ITエンジニア。Marriott Bonvoy AMEX保有。海外留学、シリコンバレー駐在、転職経験あり。8歳娘、5歳息子の父親。第二子誕生時に2ヶ月間の育休取得。

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旅行・ホテル好きな30代ITエンジニア。Marriott Bonvoy アメックス保有。海外留学、シリコンバレー駐在、転職経験あり。8歳娘、5歳息子の父親。第二子誕生時に2ヶ月間の育休取得。

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