2025年2月、家族4人で伊豆高原にある「八幡野温泉郷 杜の湯 きらの里」に宿泊しました。
田舎のおじいちゃんおばあちゃん家に行ったような懐かしい景色に、大人も子供も大はしゃぎ。寒い冬だからこそ染みる露天風呂や、きらの里名物の「サービス」までたっぷりご紹介します!
目次
ショート動画
今回の宿泊を2分弱のショート動画にまとめたので、こちらもぜひご覧ください。
ホテルについて

「杜の湯 きらの里」は、一歩足を踏み入れるとどこか懐かしい日本の原風景が広がる湯宿です。10年以上前、子供たちが生まれる前に妻と2人で行ったことがあるので、今回が2回目の宿泊になります。

伊豆高原にある約6,600坪の広大な敷地には、田畑や池、趣のある古民家風の客室が点在し、村全体がひとつの宿のような温かみを感じさせます。
源泉かけ流しの露天風呂や多彩な貸切風呂はもちろん、焼き芋サービスや夜鳴きラーメンなど、子供が喜ぶ仕掛けも満載。家族で里山文化に触れながら、日常を忘れてゆったり過ごせるのが魅力です。

ご覧の通り「ここは本当に宿泊施設?」と思ってしまうような景色が広がっています。
アクセス
電車なら「伊豆高原駅」から無料送迎バス(約7分)が利用できます。車の場合も敷地内に無料駐車場が完備されているので、ドライブ旅行にも最適です。

我が家は神奈川県から車で行きました。最近乗り換えたシエンタで行きましたが、高速道路も快適に運転することができました。
チェックイン

村役場の役割を担う帳場でチェックイン手続きをします。

きらの里は約6,600坪の広大な敷地にさまざまな施設があります。チェックインの際にスタッフの方から説明がありますので、敷地内を迷わないようにしっかり聞いておきましょう。

チェックインの際に作務衣もお借りします。

歯ブラシなどのアメニティも必要な分だけ取っていきます。

ドリンクバーもあり、客室に持ち帰ってゆっくり飲むことができます。

コーヒーだけでなく、コーラなどのソフトドリンクもあります。

ちょっとした売店があり、お酒やおつまみを買うことができます。
客室

それでは客室の紹介です。きらの里には4つの客室タイプがありますが、今回は「旅籠 八幡野」に宿泊しました。

雰囲気のある館内はひと昔にタイムスリップしたような気分にさせてくれます。下駄箱もいい感じの味を出してます。

館内はやや暗めの照明なので、子供たちは少し怖がっていました(笑)

こちらが今回泊まった客室「旅籠 八幡野」です。手前にベッドがあり、奥が居間です。

ベッドはロータイプなので、小さな子供がいても安心です。

居間はまさに昔の旅人気分を味わえるような空間です。
まぁ一人で来ていたら、この居間でゆっくり本を読んだり外の景色を眺めて旅人気分を味わうことができたかもしれませんが、7歳と4歳の子供たちと一緒だと旅人気分を味わう暇はほとんどありませんでした(笑)

ちゃぶ台と座椅子が4つ、家族みんなでトランプとかやるのにちょうどよさそうです。

この空間が僕のお気に入りで、椅子に座って外をぼけーっと眺めるのが癒しでした。

水道、ケトル、冷蔵庫など、一通りの設備は備わっています。

クローゼットに作務衣の上着がありましたが、2月だとこれだけだとけっこう寒かったです。

畳の上に敷く追加の布団もあったので、大人4人での宿泊もOKですね。

トイレと洗面台は一体型です。誰かがトイレに入っている間は洗面台が使えないので、家族4人での宿泊だとちょっと不便でした。
食事
続いて食事の紹介です。1泊2食付きで夜と翌朝にごはんをいただきましたが、それ以外にもたくさんのサービスがあり、滞在中お腹がパンパンでした(笑)
焼き芋のサービス(17:00~18:30)

まず夕食前の17:00から焼き芋のサービスがあります。

壺の中にあるアルミホイルで巻かれた焼き芋をいただくことができます。

部屋に持ち帰ってみんなで食べました。しっとり甘くて美味しかったです。
おでんのサービス(18:00~19:00)

焼き芋を食べて、「よし夕食の時間だ」といきたいところですが、続いてはおでんのサービスです。

夕食どきの18:00-19:00にいただくことができます。

注文するとスタッフの方がおでんを取り分けてくれます。

夕食前なので、家族4人で2皿に控えておきました。それでも、焼き芋とおでんを食べて既にお腹はけっこういっぱいな気が…
夕食

ここでようやく夕食の時間です。夕食は17:30、20:00の二部制だったのですが、17:30だと焼き芋とおでんの提供時間と被ってしまうので、20:00からにしていました。
夕食の場所は、海鮮しゃぶしゃぶ「海つばき」、溶岩焼き料理「山ぼうし」の2つから選ぶことができ、我が家は「海つばき」を選びました。

ただ、焼き芋とおでんを食べた後の懐石料理はなかなかヘビーでした(笑)

まずはビールで乾杯!

上品に盛り付けられたお造り。

メインの海鮮しゃぶしゃぶ。

お魚たちをしゃぶしゃぶして美味しくいただきました。

メインの後は、心ばかりの一口ビーフシチュー。

しゃぶしゃぶのスープは雑炊にして完食。

最後に水菓子をいただいてごちそうさまでした。

こちらは息子用に注文したお子様セット(和食)。

こちらは娘用に注文したお子様セット(和食)。お子様セットといってもけっこう豪華ですよね。
夜鳴きラーメンのサービス(22:00~23:00)

焼き芋、おでん、懐石料理(+子供たちが残した料理)を食べてお腹がはち切れそうな状態ですが、22:00から夜鳴きラーメンのサービスがあります。

お腹いっぱいでしたが、冬の寒い夜に食べるラーメンはめちゃくちゃ美味しかったです。
朝食

朝食も「海つばき」でいただきました。

昨夜の席も同じでしたが、掘りごたつの半個室タイプなので、家族でゆっくりしながら料理をいただくことができます。

朝食も豪華メニューです。

オレンジジュースが寝起きの身体に染み渡ります。

朝食は和食と洋食から選ぶことができますが、昨日食べ過ぎたので、僕も妻も和食を選びました。

子供たちは娘だけが洋食のお子様セットを注文して、息子は僕と妻の料理から食べたいものを選んで食べさせました。
館内施設
きらの里の6,600坪の広大な敷地にはさまざまな施設があります。今回利用した施設をピックアップしてご紹介します。
温泉

温泉の写真はホテル公式サイトでぜひご覧いただきたいのですが、自然豊かな中にある広々とした露天風呂は本当に最高で日頃の疲れが吹っ飛びます!
また、貸切露天風呂もあり、予約不要で無料で入れます(案内板を見て空き状況を確認)。夜に家族4人で入りましたが、家族全員で温泉に入れることはあまりないので、良い思い出になりました。

大浴場にはヤクルトっぽい飲み物があったので温泉あがりにみんなで飲みました。

アイスもあり、子供たちは喜んで食べてました。

ちなみに翌朝行ったら、ヤクルトっぽい飲み物ではなく、瓶のコーヒーと牛乳が置いてありました。温泉といったらやっぱりこれですよね!

それと、夜鳴きラーメンのサービスがあった公民館の前には足湯があります。冷たい足を足湯の中に入れると最高に気持ちよかったです。
散歩

この宿自体が”施設”みたいなもので、敷地内を散歩するだけでも楽しいです。

夕方になってライトアップされると、昼間とは違った雰囲気になります。

なんだか、僕が子供の頃におじいちゃんおばあちゃん家に行った時のことを思い出しました。

小川に咲く花がライトアップされていてとてもきれいでした。
懐かしの遊び

竹馬やベーゴマ、フラフープなど昔懐かしい遊び道具がたくさん置いてあるので、子供たちと遊んで盛り上がりました。

作務衣を着て昔懐かしい遊びをする。親として子供たちに普段の旅行とはちょっと違った体験をさせることができて良かったです。子供たちも楽しかったようで、「えー、もう帰るの?また行きたい!」と言っていました。
まとめ

今回初めて子供たちと一緒にきらの里に泊まりましたが、子連れには最高の宿だと思います。特に都会に住んでいるご家族であれば、普段では味わえないような体験をたくさん味わうことができます。
今回は冬の宿泊でしたが、「田舎のおじいちゃんおばあちゃん家での夏休み」を味わえる夏に行くのもよさそうですよね。子供たちが小さいうちにまた行きたいと思います。
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